2024年
今年も良い情報を提供してゆきます。
2007.9.18
更新
パワーアッププログラムは安定した施工実績が有りますが、我が家族所有のトヨタラウムにも施工する事になりましたので、その経過と効果を報告します。
★年式
★形式
★走行距離102000キロ
症状
○加速が鈍く、一定速度域(≒60キロ)でトレースノックが起こる。(カリカリ音)
カーボン除去であるニューテックNC900を施工しました。
結果は上々でトルク感も向上し、ノックは時々チリ、と出るときが有りますが、トレースノックは完治しました。
2007年3月22日
ニューテックパワーアッププログラムの全工程を公開します。
こちらは以前に施工して頂いたお客様の記事を抜粋した物です。NC900を分かりやすく説明するのに紹介します。不具合克服の一般整備からカスタム車両のコンディション維持に有効なNC900施工をお勧めしています。
お車
トヨタ gx90 走行距離12万キロ
不具合
レギュラーガソリン使用時、通常走行でもカリカリとノッキングが発生してエンジントラブルが心配なので点火時期を約4度程遅角して使用していた。燃費も悪く、パワーも全然無くて困っていた。
何か良い方法が無いかと模索していた所、ステイにパワーアッププログラムと言うコンディション回復コースが有ると聞き、施工を依頼した。
※ステイで車のコンディション点検を行い、センサー等の異常は無く、エンジン本体のカーボン付着が多い事によるノックと言う判断を下しました。
工程
@NC900は熱に反応してエンジン内部の堆積カーボンを強力に剥離させるものなのでエンジンを十分に暖機します。
A暖機後素早くスパークプラグを取り外し、NC900を満遍なく注入して行きます。
注入前のエンジン内部のカーボンを見てみました。
これは酷いカーボン堆積です・・・・
サー注入です。
こんな感じに溢れる程充填します。
B全量注入したら約30分ほど漬け置きし、もう一度全気筒に充填します。
C注入1時間後にシリンダー内部のNC900をスポイトで吸い取ります。
こんなにまっくろなカーボンが解けた液剤です。これがエンジンオイルに混入しても大丈夫だそうです。実際にカーボンは良く溶けており、少し残った堆積物もさらさらのカーボンですから(指でさらさらと砕けます。)ステイでも問題は無いと判断しましたヘッドガスケットへの影響もありません。ニューテックに確認済みで、全国的に問題も出ていません。
Dプラグを取り付けエンジン始動です。これが厄介ですが上手くエンジンを始動させます。(上手く火が入らないんですね。)
Eエンジンが始動したら4000回転以下でレーシングを10分ほど繰り返し、施工完了となります。
そして実際に施工が終了したピストントップの状態です。
とっても綺麗になっています。特にピストンの外縁に注目してください。綺麗に取れていますね。これで12万キロノーメンテナンスのピストンヘッドですから、3万キロ毎に施工すると、コンディションが良いままに持続されてくれるでしょう。
良く見るとリセスの中のカーボンも取れています。真ん中の白い部分は今までのノッキングでの損傷でしょうか?これも綺麗に見えています。
新情報
このお車のインプレッションを聞く事ができました。トルクが戻ったそうで当店でも嬉しい限りです。阿部様。ご依頼ありがとうございました。
以上でNC900の一歩踏み込んだ施工報告でした。(^_^