ブーストアップするとき各種メーターは外すことは出来ませんね。
その代表は言わずとしれた以下のメーターです。
ブーストメーター
排気温度計
特に排気温度計は、ただ付ければいいと言う物ではなく、センサーの取り付け
場所で大きく表示温度が変化します。(排気ポート〜タービン間のいずれかの場所)
重要なのは、そのエンジン、タービン等で決定する、ベストな排気温度を見いだす
事です。
ベストな排気温度が求められると、その排気温度の管理でベストなエンジンコンデ
ィションを長く保つことが出来ます。
いつもより排気温度が高めだったり(50度〜100度)、指針の上昇スピードがいつも
より速い場合、下記不具合による、非常に危険な燃焼状態にあると言えます。
空燃比のずれによる燃料が薄くガソリン冷却が不完全な場合。
(燃料フィルターの詰まり、燃料ポンプのへたり等による燃圧低下)
設定ブースト以上の高ブーストにより、異常に排圧が上がった場合。
使用条件(セッティング時の使用条件)を無視した高負荷連続運転による、高水温、
高油温(これはデトネーションの原因となります。)
その他、原因は有りますがユーザーが簡単に判断出来る手段として、排気温度計
は欠かせません。
そして、燃圧計。
燃圧は、チューニングエンジンにとって、とっても重要な意味があります。
ターボエンジンの場合、単純に言うとイニシャル(負圧0の時)の燃圧が
2.5K プラス ブースト圧が最低必要です。(ブースト1.0K時の必要
燃圧3.5K)この燃圧が掛からないと、ブースト圧に負けて、インジェクター
から燃料が吹きません。
以上のことから燃圧管理は非常に大切と言うことです。
当店では、以上の3点メーターをお勧めします。
チューニング後の自己管理。これがチューニングカーと末永くつき合っていく
コツなのですね。
余裕が有れば、是非ともA/F計を装着して下さい。